「小林製薬」が製造した健康食品を摂取し重大な健康被害や亡くなる方も出るという悲痛なニュースが連日報道され、小林製薬の社長の小林章浩さんも対応に追われています。

　小林章浩さんを姓名判断で見ますと、人格が大凶、外格・地格・総格が大吉となっており、大変惜しい結果となっていました。

　まず姓名判断では、仕事運・家庭運・天格は相関性が無く、コンテンツ上面白みが出るため、付け加えているだけですので、気にする必要はありません。

　姓名判断において、最も重要なのは、地格・人格・外格・総格の四格に凶・大凶を付けないことが大切ですので、こちらを重要視して頂ければと思います。

　小林章浩さんは小林製薬株式会社の代表取締役社長で、同社は小林忠兵衛さんが1886（明治19）年、名古屋市中区に創業した雑貨・化粧品店「合名会社小林盛大堂」を母体に、大正期に大阪で小林吉太郎さんを初代社長に「株式会社小林大薬房」としてリスタートされました。

　1960年代に外用消炎鎮痛剤「アンメルツ」や水洗トイレ用芳香洗浄剤「ブルーレット」などのヒット商品を開発し、1976年に一雅さんが四代目社長に就任すると、「糸ようじ」や「あせワキパット」、入れ歯洗浄剤「パーシャルデント」、「熱さまシート」、コンタクトレンズ装着者用の洗顔薬「アイボン」など個性的な商品名の大ヒット商品を次々と世に送り出してこられました。そのような、高額納税者番付では上位の常連だった“華麗なる一族”の6代目である小林章浩さんは30代にして長者番付に載るほどまで成功されました。

　小林章浩さんは慶應義塾大学経済学部を卒業後、ライバル会社である花王に就職され、アメリカのミシガン州立大学でMBAを取得され、得意分野はコンシューマーリサーチとのことです。

　小林製薬の社風は風通しが良いとのことで、「あったらいいなをカタチにする」というスローガンを元に、小林章浩さんは現場主義に徹底して、ほぼ社長室は使わず、普段はマーケティング部門にて社員の方々と机を並べて仕事をされているそうです。社員の方々からユニークな商品開発のアイデアを募り、素晴らしいものには会長や社長からのホメホメメールが届くなどで社員の方々の士気も上がったのか「消臭元」や「ブルーレット」が年間売り上げギネス記録に到達するなど、素晴らしいマーケティング力を発揮されました。

　今回の健康被害は社会問題にまで発展し収束の見込みが状況ですが、食の安全と信頼を取り戻すにはどうしたら良いか、企業として真摯な対応が求められると思います。